【バトルオブシンオウ】ゴウカザル軸強そうなの詰め合わせ【最高1650最終1600弱】
1.はじめに
所属のポケサーでバトルオブシンオウルールで部内戦をしたら謎優勝してしまったので本番に意気揚々と乗り込んだ結果、タイトル通りのなんともいえない成績で終わった。
自分なりに一応考えたものなので記録を残したいと思う。
残りは「続きを読む」から。
2.構築の意図
メガシンカもZもない環境ではポリゴン2などの耐久ポケが輝くとまず考えた。加えてオニゴーリの入るルールでありそれらに対峙したくなかったため、それらの選出を渋らせるハッサムとゴウカザルから組み始めた。
次に2体を止めに来る耐久水を意識して場持ちも意識した残飯持ち宿り木ギガドレユキノオー
ゴウカザルはじめ物理アタッカーに広く役割を期待できる火炎玉ミロカロス
最後にエアスラで勝ち筋を作れる上耐性にも優れトリックで輝石持ちを潰せるスカーフトゲキッスを入れて完成とした。
3.個別紹介
①ゴウカザル(デッドリマー)
151-156-92-124-80-176 無邪気@襷 猛火
ゴウカザルでポリゴン2対策できると思っていたらインファイトで確2すら取れなかったのでつるぎのまいを採用した。
炎枠とはいえ炎技が必要な回数は多くない上にフレアドライブと襷がアンチシナジーであると考えたため、炎技はオーバーヒート、Cに努力値は割かない方向で臨んだ。
ゴウカザルの起点を作って舞って勝つという勝ち方ができると面白かったが、技の多様性という強みはつぶす形になっていたため、考察次第でもっとPTに合った型にできたかもしれない。
②ハッサム(パンドラ)
177-200-120-55-100-86 意地っ張り@オッカ
アグノム対策枠のひとつ。比較的普通の技構成だがメガシンカの耐久に慣れすぎて耐久面は物足りなく感じた。そのためあまり舞うタイミングもなかった。
6体組んだ後でアグノムが重すぎることに気づき、先発で対面したとき突っ張ってはたきを押せるようにオッカを持たせた。ただ眼鏡アグノムに貫通させられるなど必ずしもその役割を果たせたわけではなかったが、ピクシーやトゲキッスとの対面でも炎技を恐れずに動かすことができた。
③ユキノオー(ざおう)
197-112-95-157-105-72 冷静@たべのこし
耐久水に後出しできるように回復手段を豊富に持たせたユキノオー。H振りのせいでギガドレの回復量が少なくなりがちなのが難点。特殊メインの型は火傷で置物にならない点で優秀だと思う。
ABCDどこも下降補正をかけたくなかったため冷静での採用となったが、マリルリを抜いたり抜かなかったりしたのでHの努力値を削って少しSに回した方がよかったかなとも感じた。
ハッサムとあわせて炎4倍が2体になってしまっているのは炎少なめの環境とはいえ選出を縛ってしまっていた気がする。ほかにも霰がゴウカザルの襷と噛み合わないなど悪いところもそれなりにあったポケモン。
④ガブリアス(ゴジャーザギ)
215-200-115-79-105-123 意地っ張り@ヤチェ
(一応)アグノムに勝てる枠。
めざ氷など氷技はそこかしこから飛んでくることからヤチェを持たせたガブ。
今回S102の優位性はあまりないと感じたためSは伸ばさず耐久方面に振った型で使った。とかいっていたらHロトムにどくみがでハメ殺されたことも。
ミラーに勝てない以外は役割対象にそこそこ仕事をしてくれた。Hロトムは割とおにびを撃ってきたためHロトム対策といいながらPT単位で対策は不十分だったと思う(そのため必ず先発で出て来たのでガブを合わせて有利対面を作れた)。
⑤ミロカロス(バラライカ)
202-58-144-120-143-102 図太い@かえんだま
オーソドックスな耐久水といった型。火力インフレのおとなしい環境では安定した活躍を見せてくれた。かえんだまによる毒耐性と高速回復手段は非常に優秀だと感じた。このPTで一番輝いたポケモンかもしれない。
特性で補う物理耐久以外に特殊耐久も無振りでそこそこあるためボルチェンをじこさいせいで受けて対面有利を作るなどといった芸当もできた(受けループでしばしば使った手)。そのうえで最低眼の火力と全体的に高種族値をよく生かしていると思った。
⑥トゲキッス(60%)
181-53-226-168-136-130 ひかえめ@スカーフ
この環境で130属が多いとは思わなかったのでSはマニューラ抜きまでに留めたスカーフ型。トリックは入れたものの一回限りの技であるためなかなか撃てなかったところにプレイングの弱さが出ていたと思う。
炎技も撃つべき相手は4倍相手がほとんどだったので命中安定のかえんほうしゃにした。はどうだんを撃ちたい場面はあまりなかったため構成はこれで問題なかったと思う。
4.おわりに
完璧な構築だと思っていたらH・Wロトムがあまりに重すぎて血を吐いた3日間だった。普段のレーティングでもレートを上げるのに対戦数が多くなりがちなので、少ない対戦数でレート1800達成している人は本当にすごいと感じた。
長く書くつもりもないのでこのあたりで。マッチングした方々、対戦ありがとうございました。