鏡の国の外科室

ポケモンとかFE

【雑記】風花雪月をプレイしたよ【青獅子の学級】

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1.あらすじ

 カタログチケット(約1万円でソフト2個買えるやつ)を買ったので前々から気になっていた風花雪月を購入。周回するなら1周目は青獅子がいいよと有識者に言われたので学級は青獅子、モードはクラシックでやりました。FEシリーズこれが初プレイです。

 

2.登場人物

 誰が強いみたいなのもわからず、よその学級の子はルート選んだときに使えばいいやと思っていたのでスカウトはほぼなし。雑に試してみたカトリーヌが加入してくれたので、学級外の人はセテス・フレン・ギルベルト・カトリーヌでした。

 キャラ解説、構築記事の個別紹介っぽさがある。というよりは旅パ紹介みたいな感じか?

①ベレス

 デフォルトネームがあったので変えずに採用。

 一人だけレベル上がりすぎたので特に中盤が先生個人軍になっていた。敵の攻撃ほぼ食らわないし反撃でワンパンできるしで単騎突撃がデフォ。そのせいで経験値がどんどん入ってくるのでレベル差は埋まらないまま。

 天帝の覇剣は普通に使いやすかった。最初は使い分けがうまくできていなくて壊すことも多々あったものの最後にはいい感じに運用できた。

 選択肢以外では内心の描写もごくわずかだったし、その選択肢の内容も相まって人の心があまり感じられなかった。なのに生徒からの信頼は厚い。青獅子ルートだと生まれの謎とかも解明されないし謎の女だった。

 時間の巻き戻しが万能でないこと(ジェラルドのとき)が早めにわかっていたので「それ巻き戻せば回避できるでしょ」とならなくてよかった。ロドリグのときとか。

 メーチェを追い回した末無事ゴールインした。女同士で結婚できるゲーム最高ですね。

 

②ディミトリ

 軍の2番手。槍使いとして性能が高く、手槍で8方向に攻撃できて便利だった。マスターロードになる前はソシアルナイトだったので先生と一緒に突撃させていた。火力が十分にあったせいでアラドヴァルほとんど使わなかった…覇骸に無惨のせでアラドヴァル使ったら1ゲージ平気で削る勢いで笑った。

 隻眼だったり隻眼じゃなかったりする。サバイバーズギルト好きなので2部の闇墜ち好きだった。1部からその片鱗はあったのでまぁそうなるよなといった感じ。ロドリグが死ぬまではろくに話してくれないうえ指導できなくて悲しかった。あとフレンとの支援会話で突然味覚障害カミングアウトされて面食らった。

 

③セテス

 軍の3番手。ドラゴンマスターになって火力と機動力を両立していた。モブ敵くらいならワンパンできるのでワンパン→再移動で飛び道具から逃げる戦法が強かった。そこそこに耐久があるので加入直後から最前線に置いておけたのもレベルの上がった要因だと思う。

 最初は組織のナンバー2にありがちな嫌みなキャラだと思っていたらどんどん人間できてる部分が出てきた。フレン関係以外だとイングリット・フェリクスとの支援会話が好き。2部の大人がカトリーヌやギルベルトだったのでちゃんと大人やってくれるキャラがいてよかった。

 飛行ユニットつながりでイングリットとグループ課題ずっとやらせてたらEDで結ばれてた。

 

④アネット

 最終的にウォーロックに。エクスカリバーでなかなかいい火力が出せたが、守備が低くて死なないように立ち回るのが大変だったうちの一人。削り残しを魔法で狩る動きばかりしていたのでレベルはなんとかなっていたがメイン戦力の固定化によってこんな感じに。

 メーチェとの絡みが印象的。2人同士だけのあだ名がある関係はよい。初めて会ったとき「メーチェ」の呼び名は出てきていたが途中でメーチェ側からも「アン」が出てきて覇権カプを確信した。支援会話で告白してるし() まぁメーチェはベレスと結ばれたわけですが。

 EDではアッシュと結婚していた。消去法的なくっつきかたっぽいけどアッシュの物語をアネットが綴って…みたいなのはいいなぁと思った。

 

⑤アッシュ

 序盤全然活躍させてあげられなくてフェードアウト覚悟だったもののだんだん弓矢の強さがわかってきて無事主力の一人となってくれた。最終的にはスナイパーで、フェイルノートも彼が使った。この軍だと弓使いが一人だったのでその分出番も多かった。

 ロナート卿の話を除くとわりとクセのないキャラだなぁと思った。支援会話では本の話が多く、特にイングリットと意気投合してるところがよかった。上で出た物語云々みたいなEDの記述はやっぱりイングリットで見たかったなぁと。ぽっと出のセテスとかいう男がイングリットさらっていくから…

 

メルセデス

  ヒーラー兼たまにボルガノン打つ役。ビショップになったはいいけど性質上なかなかレベルが上がらず運用は苦労した。リザーブにリブローがめちゃくちゃ強いから前に出さなくてもいいのが救い。

 青獅子ルートは「クラスの誰にでも優しい女の子に片思いした主人公(女教師)がその子を口説き落とす話」なので貢ぎ物の優先度最上位にいた。ストーリー進めないと解放できない支援会話にやきもきしていたら突然女神の塔で逢い引きイベント発生してビビった(実質サン・ムーンのED)。

 2部で早々と「戦争が終わって誰と生きるかを決めてから支援見られます」みたいな表示出てから結構待たされていたが、最終戦直前に指輪誰に渡す?って聞かれてラスボスどころではなくなってしまった。エーデルがゲージ多いだけのボスだったのもよくない。

 本人については、カスパル加入必須の外伝があるらしいのでそれ待ちです。たぶん黒鷲やるときにメーチェスカウトして見ます。

 

⑦イングリット

  ペガサスナイトなんだけどあまりに紙耐久すぎて扱いづらかった。なんでだ。騎馬ユニットなのでセテスと同じで攻撃→離脱でなんとか戦っていたが剣が効きづらい敵も多く中盤からずっと苦しい思いをしていた。計略のありがたみを一番よく知っているキャラ(反撃されないので)。

 ストーリーだと自分は政略結婚の道具みたいな話が常につきまとっていた印象がある。それだけにセテスとの支援会話で諭されている様子に感慨を覚えていた。だからって2人が結ばれるのも違う気がしたけど。

 後は青獅子女子組の中では深刻な女子力不足をたびたび露呈していたのが面白かった。釣った魚を食べること目的で釣り大会に参加する回と舞踏会の前、メーチェに部屋に閉じ込められて化粧を叩き込まれる回が好き。それも生家が豊かでないことから来ていると思うと笑ってばかりはいられないが。

 

⑧シルヴァン

  馬に乗って駆け回っていた。強すぎずも弱すぎずもしないスペックだったので言及しづらい。破裂の槍は出し惜しみしてあまり使いませんでした。

 キャラとしては、軽薄に見せて実はいろいろ考えている系キャラに収まらなかったのがよかった。紋章に縛られてこなかった先生を殺したい発言とかで、青獅子で一番紋章を嫌っているキャラだなぁと。女子キャラとの支援Aが全然ないことに説得力がある。

 外伝なしで兄貴と殺し合いするし女性関係もアレだしでディミトリに次いで2番目にひどい目にあってる気がする。

 

⑨フェリクス

  序盤連撃で無双してたのにだんだん凡人になっていった男。耐久薄めだったので気軽に前に出せない。マジで戦闘の印象ないな…いちおうそれなりに撃破してたと思うんだけど。

 キャラ的には人格者を隠しきれない皮肉屋といった感じ。序盤はちゃんと冷たい感じが出ていたけど支援会話が進んでいくにつれて内心の優しさがどんどんにじみ出ていった。親父殿を目の前で殺されても一切ディミトリを恨んだりしないあたり極まっている。

 とはいえ騎士道精神大嫌いみたいなのが一貫していたのでキャラのブレとは全く感じなかった。そういえばこいつもセテスに諭されてたな…

 

⑩ドゥドゥー

 模範的タンク。鈍足なのでギルベルトと並んで置いてけぼりにされがちだった。魔法攻撃が少ないときは前線に出して相手を誘い出す役目をよくさせていた。安定性のある計算しやすいキャラだった。

 ストーリーだと「俺はダスカー人だから仲良くするな」みたいな話が多かった気がする。その手の話だとディミトリにも頑なな反応だったのが印象的。他人からの評価が「最初怖かったけど交流しているうちにいい人なのがわかった」といった感じでよい。モブ生徒の中には(ペトラとかツィリルとか含めて)よそものは信用できないとか言われてたけども。

 それと、料理の話がよく出ていたのも覚えている。釣り大会の時は次から次へと魚が来て調理でてんてこまいだったりフレンの師匠になったり。ダスカー人の文化(料理も)は残された人々が継いでいかなければいけないという話をメーチェとしていたのが好き。

 

⑪フレン

 第2ヒーラー。基本的にはメーチェが同じことをしてくれたのでレスキューで差別化しないといけなかったのかもしれないが使いこなせなかった。すぐ死ぬ定期。副官にしたらターンはじめに回復してくれるので主にそっちで役立っていた。

 青獅子終わっても謎多き幼女。セテスフレンの外伝で実はセテスの娘でしたーといわれても全然解決していない。年齢もわからないし母親のこともよくわからないしで散々。おまけにEDの文章でn年後のフォドラに現れたとか書かれてて???だった。他ルートに期待。

 「ま!」がかわいい。

 

⑫ギルベルト

 唯一の戦死者(天刻の拍動使いまくったのに)。ドゥドゥーとだいたい同じことやってたけど加入段階で他のメンバーが速攻型で仕上がっていたのであまり活躍できなかった。終盤の市街戦で投石機(?)奪い取って連射していたところ敵のペトラに狩られて死んだ。連射で十分戦果は上げていたし本人の性能的にもここで切り捨てていいかな…と考えたため。

 キャラ的にはとにかくアネット。アネット側からお父さん見つけたっていう会話をちょくちょく聞いていたのにギルベルトからの説明や当人同士の会話がなかったので宙ぶらりん期間が長かった。向かい合ってもすぐに逃げるし。

 

⑬カトリーヌ

 役に立つのか立たないのかよくわからない枠。ロナート卿のときはバッタバッタ敵を切り捨てていたのに…仲間になったらまぁ普通かちょい強いくらいの剣士だったなと。比較対象が先生なのもよくないと思うが。

 ストーリーだとレア様命。なのに肝心のレア様が2部で出てこないのでひたすらカトリーヌがレア様愛を語り続けていてプレイヤーとの温度差を感じた。スカウト組だからメインストーリーにも噛まないしあんまりだった。

 

その他

・ロドリグ

→親父殿。命が軽すぎる。死んだら敗北なのに突っ込んでいくのやめろ。せっかく仲間入りしてもディミトリ覚醒の道具みたいでかわいそうだった。表だってフェリクスを注意する(正当かはともかく)ところに父親っぽさを感じた。

 

3.ストーリーのこと

 事前に「何もわからないけど王道」といわれていたので覚悟していたが本当に何もわからないとは思わなかった。国を追われた王子がもう一度立ち上がって…みたいなのは自分の知ってるFEのイメージ通りだったしそれはいいのだが。

以下よくわからなかったこと(見落としもあるかも)

  • ベレスの生まれ。母親が何者なのか。レア様本人かその親類なのかなとは思うけれど。
  • ソティスのこと。女神そのものでなんかベレスがそれを宿していた(レア様が細工した?)ことぐらいしかわからない。ソティスにも支援レベルがあるのでそこでわかるのかもしれない。
  • 天帝の剣のこと。紋章石が欠けているのが最後までそのままだったのはいいのか…?覇剣になるときに石も来るのかと思ったけど。
  • 王様の暗殺について。コルネリアも意味深なことしか言ってくれないし結局背景がよくわからなかった。これこそ私の読み取りがダメなのかもしれないが。
  • フレンの正体。時を経てまた現れるあたり本当にセテスの娘なのかも怪しい。現世に顕現したソティスの生まれ変わりとか?ベレスの頭の中のソティスなんなのってなるけど。主人公と一緒でフレンの母親も伏せられているのがカギかなと思う。異父姉妹なのか?
  • ハンネマンとマヌエラが敵になった背景。あの2人と敵対する理由あったっけ…?エーデルが引き入れたのか?
  • 雑にフェイルノート降ってくるのはいいんですか?クロードいないのに遺産相続だけされても…
  • 死神騎士の正体。イエリッツァとイコールなのかそうでないのか。メーチェがたまに死神騎士の話をするのも謎。イエリッツァ=死神ならイエリッツァがメーチェの父親とかなのかな。イエリッツァがメーチェの存在に触れてたのもあるし、なにより髪の色が同じ。
  • エーデルが教団を嫌う理由。これは黒鷲やらないとわからないだろうと思うので問題ではないですが。
  • レア様含め教団の暗部。ジェラルトが「慣れてもいいが気を許すな」みたいなこと言ってたりソティスがレア様を警戒してたりと怪しさMAX。なのに成り行きで教団+ディミトリ(旧王国)派閥の軍になってた。帝国倒したらハッピーエンドだしこのルートは教団がフォドラを牛耳るんだろうな。

 

4.その他

  • 横文字が多くて慣れるのが大変だった。受け持ちの生徒くらいは覚えられたけどよその子とか○○家とか甚だ怪しい。メインキャラでもローレンツとイグナーツとリンハルトがごっちゃになってた。世界史からとことん逃げてきた人間の末路。
  • SRPGポケモン+ノブナガの野望ぐらいしかやったことなかったけど割となんとかなった。天刻の拍動さまさま。一手ずつ巻き戻せるのが便利でやり直ししやすかった。相手のターン中に使えないことだけ僅かに不便さを感じた。
  • 気を抜くと個人軍ないし2~3人の小隊で突っ走ることになるのはダメなんじゃないかと思いながらやっていた。先生(+ディミトリ)とその他で分かれて戦っていた。ラスボス戦は中央の部屋制圧した後先生ディミトリセテスだけ前に置いて殴り続けていたので戦争…?ってなった。
  • 思ったよりは級友殺すの抵抗なかった。さすがに断末魔は若干堪えるものもあったけれど。多分これは2周目以降に今まで教えてきた生徒を殺すのがつらくなってくるんだろうなと思う。少なくともメーチェは何周やってもスカウトしたい(殺したくない)くらいには情が沸いている。

 

5.おわりに

 とりとめないけど以上です。これこそ後で自分が見返す用なので…少なくともDLC除いた全ルートやる予定(DLCも買う方向に心が傾いている)ので毎回記事書くかも。では。