混合NN試作一号
1.はじめに
HOME配信開始に伴って、スイッチ1台でも別アカウントのポケモンを輸送できるようになった。これで追加で何かを買わなくても別言語のサブROMが用意できるようになったということである。
中国語での周回を終え、混合NNに挑戦したが、毎回やり方を忘れてしまって調べ直す羽目になるので、触りやすいここにやり方を記録しておこうと記事にした(書けば覚えるだろうというのもある)。
おまけで7世代産ポケモンに混合NNをつける方法載せてます。
2.事前準備
①なにかスイッチ内でスクショを撮っておく
なんでもいい。ポケモンでなくても「アルバム」に残っていればいいので。
②サブROMのニンテンドーアカウントをTwitterと連携させておく
重要な点の一つ。所謂メインのニンテンドーアカウントではなく、必ず混合NNをつけたいROMのアカウントと連携させておくこと。サブ垢を作っておけばいい。
例:
メイン | サブ | |
ニンテンドーアカウント | きょうか | キョウカ |
Twitterアカウント | @eru_kyoka | @******(専用の鍵垢) |
言語 | 日本語 | 繁体中国語 |
このように、サブROMに対応したTwitterアカウントを作る。
3.手順
①ホーム画面の「アルバム」からスクショをどれか選びさらにAボタンで「投稿」を選択する
この動作は文字入力画面を呼び出すためのものなので実際に投稿する必要はない。そのため画像はなんでもよい。
②アカウント選択で「サブROMと紐付いたニンテンドーアカウント」を選び、ツイート画面を開く。
例でいえば「キョウカ」のアカウント。
③文字入力画面で英数字とかなを紐付ける
最も重要な部分。同じ文字列を何度も入力することで英数字を入れただけで残りのかな部分が予測変換に現れるようにする。ここでは試作第一号の「無限のチカラ」再現を例にとる。
スイッチの文字入力画面で「7の島」と何度も入力すれば、「7」を入れただけで「の島」まで出てくるようになる。これを利用して「の」を呼び出す。
ツイート画面で「7のしま」といれたら予測変換部分に「7の島」と出てくるはずなのでそこにカーソルを合わせる。
(投稿画面ではスクショができないのである)
「英数字+かな」だけでも良いが、「確定」キーを使うと記憶されないので注意。必ず予測変換部分にカーソルを合わせるように。
同様に「チカラ」部分も英数字と結びつける。このとき触媒にする英数字はかぶらせないように。ここでは「6チカラ」と入力して覚えさせた。
④入力画面を閉じる
文字列の記憶を終えても、ホームボタンでホーム画面に戻ると記憶がリセットされるようなので、一つずつ画面を閉じてホーム画面に戻る。
ツイート画面を閉じるまではXボタン、それ以後はBボタンで。画面下に閉じるためのボタンは書いてある。
⑤ゲーム内でNNを入力する
サブROMを起動し、ポケモンセンターで姓名判断をしてもらう。うまくいけば「7」を押しただけで「の島」、「6」を押しただけで「チカラ」が出てくるはず。途中で文字数をオーバーしそうになった時は、余分な文字を消していけば良い。LRボタンでカーソルを左右に移動できる(予測変換にカーソルを合わせていると動かない)。
残りの漢字部分は自力で入力する。調べれば入力方法はいくらでも出てくるが、自分は注音で入力している。
その他、最大文字数は日本語と同じ6であること、一部NG扱いされる漢字があることに注意。
4.おわりに
n番煎じだけども自分用という名目だからいいのだ。漢字NNが可能になった今、中国語ROMはかなり有能なので1個くらい持っておくといいと思う。漢字のハンネも大体再現できるし。
@未来の私
うまくいかないときは多分赤字のどこかで間違えてるよ。
では。
おまけ:7世代産ポケモンでも漢字NNつけられたよ
7世代の中国語版では、TNやNNで漢字が使えなかったため、アローラ産のポケモンに漢字NNは付けられなかった。そのため(現時点で)剣盾で入手できないルナアーラなどは通常漢字NNが付けられない。
しかし剣盾からの仕様変更で、過去作のポケモンをNNなしで剣盾に送れば1度だけNN変更が効くようになった。
冒険に役立つ便利なシステムを紹介!|『ポケットモンスター ソード・シールド』公式サイト
このシステムは過去作と剣盾で言語が一致していないと使えないのだが、使用できる文字が大幅に変わった中国語版でもこの仕様が適用されるかわからなかった。ということで自分で検証(ムーン・剣盾とも繁体字)。そうしたところ『ムーン』から連れてきたルナアーラに漢字NNをつけることができた。↑のルナアーラがそれ。ここでは使ってないものの混合NNもつけられた。
これの恩恵を受けるのは「アローラマークなら付くがガラルマークは付けられない」ポケモンなのでキュレムやテラキオンなどがそれに当たる。冠の雪原が来たら意味なくなるけどこういう遊びができるよという話でした。